PTSD 心的外傷後ストレス障害の理解と対応 INDEX
(1)PTSD治療、解離治療、トラウマ・ケアの心理療法 トラウマ ・ストレス・リダクション・セラピー
(2)神経科学/身体志向心理療法
(3)PTSDのまとめ「PTSDとは」 PTSD トラウマ体験後に起こることの多い状態・反応・症状
(4)PTSD・トラウマ・解離治療の心理療法 アプローチの視点「身体志向心理療法」
(5)PTSD トラウマ・ストレスに関連の可能性がある症状 / 自律神経について
(6)PTSDのまとめ「PTSDとは」 PTSD トラウマ体験後に起こることの多い状態・反応・症状
(7)緊急時 ストレス状態の対応とフラッシュバック・リダクション
PTSD ・トラウマ・解離治療 心理療法の視点と「鍵」
■ PTSD, PTSR, C-PTSDは、着実に回復します。2000年以降、脳科学、神経科学、行動神経科学の研究成果に伴って、従来の心理療法の枠組みを超えて、心身相関関係を重視するアプローチが飛躍的に進歩しています。
特に神経科学/行動神経科学で解明されてきたストレス、記憶、神経伝達物質のメカニズムは、PTSDの他、慢性うつ状態の回復と再発予防。反応・症状の低減と健常な身体感覚を取り戻す有効・効果的な療法が構成されています。
1:自己無力感から自己効力感への回復。2:関係の離断感からつながり感を取り戻すことの2つがPTSD、トラウマ・ストレスからの回復の鍵になります。
そして、わかってきたことは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)回復の「鍵」は、「身体」にあるということ。神経科学/身体志向(ソマティック)心理療法により、PTSD、トラウマ・ストレス反応・症状は着実に回復します。